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ボクサーマネキンの拳

健康ボクシングと筋トレ、ダイエットそして雑記

ボクシングジム体験記(6)〜第1部完・しびれるほどの…

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やあ!ボクサーマネキンだよ。

ボクシングジム体験記第6話を始めるよ。

第1部完と書いてあるように、これで一区切り。

もちろん第2部も予定しているよ。

それじゃ、はじまりはじまり〜。

前回までのあらすじ

闘いに破れたマネキンは疲れはてていた。
にやけたトレーナーが近寄ってきて…。

blog.boxermannequin.xyz

呪文

マネキンはあたりを見回す。
自分以外の体験者も、練習する会員もいない。

(練習が厳しすぎて、会員ゼロになったんじゃないよな?)

無料体験会をやってるのは、そういうことか、とマネキンは一人納得した。

「どうされます?」

トレーナーM氏が話しかけてくる。
マネキンがこんなことを考えてるとは、思ってもいないのだろう。

「入会されませんか?」

勧誘だ。
マネキンは即答できなかった。

「今日は体験会なんで会員さんの 練習を遠慮してもらってるんですが…」

M氏が続ける。

「可愛い女の子の会員さんもいますよ」

魅惑の呪文だった。

わたされた封筒

「入会します!」

今度は即答だった。

(お姉ちゃんがいる!)

マネキンの胸が高鳴る。
そもそも、このジムに来ようと思った理由は、可愛いお姉ちゃんがいるからだった。

「それじゃこれを」

M氏が封筒を手渡してきた。
中には紙が一枚。
入会申込書だった。

第三の男

M氏が事務所へ案内する。

「ご説明しますんで、こちらへどうぞ」

扉をあけると、ソファーに座った、少し年配の男性が目に入った。
年は六十くらいだろうか。
がっしりした体型だ。

「どうも~。会長のSで~す」

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男は立ち上がり、挨拶をしてきた。
やけにフランクな男だ。

「マネキンさんです。入会いただくことになりました」

M氏が紹介してくれる。

「マネキンです。よろしくお願いします」

「座って座って」

S氏に促され、マネキンはソファーに座った。

痺れるほどの…

「喧嘩は厳禁」などの規約の説明を受け、マネキンは入会申書を書きはじめた。
ところが、手が震えて字が書けない。

「手が痺れてるね~。パンチが強い証拠だよー」

S氏が笑う。

マネキンが書いた字は、ミミズのようにのたうち、幼稚園児より下手だった。

(お姉ちゃんに会える~。リベンジだ~)

マネキンも微笑んだ。

第一部 体験会編 完

次回予告

初練習!マネキンは緊張しながらジムの扉をあける。
そして最初の練習メニューは…。

次回「俺って小学生以下?(仮題)」 お楽しみに。

それじゃ、また次回!ヨロシク頼むよ。