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ボクサーマネキンの拳

健康ボクシングと筋トレ、ダイエットそして雑記

ボクシングジム体験記(5)〜巨大な敵との死闘の果てに

ボクシング ボクシング-ジム体験記

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やあ!ボクサーマネキンだよ。

さあ、ボクシングジム体験記第5話、リングから降りたマネキンが巨大な敵と格闘するよ。

前回までのあらすじ

リング上でのミット打ち、トレーナーM氏は容赦なくマネキンを追い詰めた。

blog.boxermannequin.xyz

ドSミット

パンっパーンっ!

いい音が響き渡る。 ぎこちないながらも、マネキンはコツをつかみつつあった。

「そう、いいですよ〜。ナイスパンチ!」

お世辞を忘れないM氏。

休憩をはさみながら、ミット打ちは3ラウンド目に突入していた。

「ラウンド終わりまで連打いきましょう。ワンツーがずっと続く感じです。ラストスパート!」

(マジか?)

マネキンに喋る余裕はまったくなかった。
荒い息とともに連打を打ち始める。

「まだまだ〜頑張って〜!」

M氏はにこやかに励ます。

(こいつ! ドSだ!)

ラウンド終わりを告げるブザーが鳴る。

「はい、ラスト! ワンツー」

マネキンは座り込んだ。

巨大なる敵

リングを降り、1ラウンドほど休憩すると、いかついトレーナーO氏が近寄ってきた。

「次はこいつです」

指さした先にあったのは、黒くて固く、長くてぶっとい物体。

170センチ近くあるそいつは、鉄骨からぶらさがり、何も言わずマネキンを威圧していた。
近寄って見ると、太さは50センチほど、抱き心地は悪そうだ。

「こいつに向かってワンツーを打ってください」

O氏はサンドバッグを後ろから抱えた。

激闘!サンドバッグ

距離をはかり、マネキンは打ちはじめる。

f:id:boxermannequin:20170211121439g:plain

「途中、4つと言ったらワンツーワンツーと4連打してください」

O氏が指示する。

「4つ行きましょう!」

ドンドンドンドン。

指示通りにマネキンは4連打を打つ。
ミットと違い、パンパンと小気味よい音がでない。
サンドバッグのほうが力を使っているのにだ。

疲れが出始め、動きがスローになっていく。 それを見計らって指示が飛ぶ。

「6つ!」

(あれ?6連打?)

思いもしない指示だったが、何とか打ち込む。

「右2つ」

ストレートを2発続けて打ち込む。
これも想定外の指示だったが、間違えてはいないようだ。

長い3分。
マネキンとは対象的に、打たれっぱなしのサンドバッグは平然としていた。

体験終了

3ラウンドのサンドバッグが終わる。

サンドバッグとの闘いはマネキンの負けのようだ。
息が上がり、最後はスローモーションのようになっていた。
右手首も痛む。

M氏が近寄ってくる。

「ナイスパンチでしたよ」

O氏も続ける。

「重くて刺さるパンチでした」

マネキンも言われて悪い気はしない。

「そうですかね〜」

照れ笑いを浮かべる。

M氏が感想を聞いてくる。 「これで体験は終了です。どうです、きつくなかったですか? 楽しかったですか?」

「思ったよりも息が上がりました。でも楽しかったです」

「普段の練習ってどんな感じですか?」

「何時からって練習の時間は決まってるんですか?」

「1回の練習でどのくらいの時間が必要ですか?」

マネキンは気になっていることを質問した。

「今日やった練習に、縄跳びとパンチングボールが追加されるくらいですね」

「ジムは午後から夜10時までやってます。その間だったら、いつ来てもOK。ご都合のいい時間に来てもらえればいいですよ。何時からって決まってはいません」

「だいたい1時間くらいですかね。早く終わりたい場合は、言ってもらえば対応しますよ」

なるほど、とマネキンはうなずいた。

次回予告

巨大な敵に敗れたマネキンは復讐を誓った。
手渡された入会申込書。
(結局お姉ちゃんはいないのか?)
その事実にマネキンはためらう。
そこへ第三の人物が現れた。
そして…。

次回「しびれるほどの…(仮題)」

それじゃ、また次回!ヨロシク頼むよ。